<3月4日>「暮らしのごはんが子どもをつくる」
日時:2017年3月4日(土曜日)午後1時~3時
場所:らいとぴあ21 1階展示コーナー
参加費:無料<要申し込み>
昨年10月23日に開催した「ドキュメンタリー映画『いただきます』と『こどもがつくるごはん』の会」。子ども達によるクッキングサークル『二代目キッズカフェ』が510deliとコラボして、来場者に手作りのおにぎりやお味噌汁、和惣菜をふるまいました。 だしをとる鰹節を不思議そうに見つめたり、土がついているごぼうを触って「土の匂いがする!」と興味津々の子ども達。 イベント終了後、「家でも卵焼きをつくるっていうんです」「いつかは魚をさばくところを子ども達にみせたい」、子どもと「この前こんなん作ったで」と会話が弾んだと話されるご家族の方…。 ほんの1か月という準備期間の中でも「食」を通じて子どもが変化し、その姿をおとなが見つめるということにつながりました。 暮らしの中で多くの時間をしめる「食べること」は、人とのつながりと大きく関係しています。日々の食事を家族で一緒に楽しんだり、一緒には食べられなくても誰かが誰かのために食事を楽しんで作る、そんな思いや価値観を日々感じることは、誰かを思いやる気持ちや感謝の気持ち、そして自分への自信につながっていくのではないかと思います。 入交享子先生は、箕面東高校の先生をされていた頃からこれらの思いをもち、現在は茨木市を中心に学校だけではなく地域で様々な「食」に関する取り組みをされています。 入交先生とともに、みんなで『暮らしのごはんが子どもをつくる』について考えてみませんか。
講師:入交 享子さん [いりまじり きょうこ] 大学は児童文化研究室で上野瞭に学び、卒業後は広域通信制の高校で日本全国をスクーリングで旅がらすのように10年を過ごし、5年間フリーの時期をすごし府立高校教員となる。 1991年から8年間箕面東高校で家庭科を担当し、3年生に「食物」という選択科目をつくり毎回実習を実施。 1999年4月から茨木高校で教鞭をとる。 府優秀教員表彰受賞。現在は2014年定年を迎え、再任用で茨木高校に勤務。学校設定科目でまちづくり・生活科学・生活文化という講座を開講。全国で展開されている食育の取り組み「弁当の日」と出会ってから益々、「子育ち食育実行委員会」の一員として、子育て・子育ち・食育をキーワードにくらしを大切に・丁寧な暮らしを考えて精力的に活動中。